二人の愛の為に"頭が光るクリスタル山田"は同じアンチョビを見ていたのであった。
しかし"頭が光るクリスタル"山田が全てを承知の上で「こびとさんが呼んでいる…」
と言ったのだということは、それから数年後に初めて明らかになった事実である。
そして二人は消しゴム(コーラ味)になった。
振り向きざまに私は言う、
「同じ頭が光るクリスタル山田が好きだったあの花を見ていたんだね?」。
振り向きざまにスポポビッチは言う、
「刀を振りかざしていたの?」
真実の愛を求めスポポビッチと私の旅が今始まろうとしていた。
私はこの本を読んで、こんな妄想に浸りました。(おわり)
福島 文二郎
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